2012年11月22日

本焼き包丁

最近購入した本焼き包丁です。

子の日の水本焼き先丸包丁です。
今の一番のお気に入り(^o^)


めったに使うことはないのですが、
切れ味がとてもいいです。

切れ味と言ってもいまいち分からないですよね。

もちろんプロの方なら分かると思うのですが、
本焼き包丁だと切り口が光るんです。

「おいおい大将道具じゃないだろ 腕と手入れだろ」
とプロの方に怒られそうですが明らかに違います。

私も実は、前者のような考えでした。
手入れさえしっかりやれば本焼き包丁よりも
いいんだ。問題は腕と手入れなんだよ。と
言っていた自分を覚えています。


それが、使ってみて分かったのですが、魚でも野菜でも
切り口が光り、素材が生きるんです。


もちろん包丁の技術、知識は必要です。
技術も知識もない人が使っても素材は生きません。

宝の持ち腐れ、道具に使われている訳で・・・・
使っている本人も良さが分かっていない感じです。

それと、砥石にも気を配りますね。
いい包丁だといい砥石じゃないと研げないと
言う問題点があります。

日本刀のように、刃が硬いので特殊な砥石を使います。
つまり本焼き包丁とは、日本刀と同じ作り方なのです。

これ以上書くと自慢話みたいになるのでここで止めますね。

私が言いたいのは、大事なお客様をもてなす為には
道具も大事って事です。

家庭用の包丁ではお客様に失礼ですよ。

やはりプロならば、手入れと道具にも気を配ってほしいですね。

今日はある寿司屋さんの板前さんの包丁を見て
感じた事を書きました。

偉そうな事を書きました。すいません。











刺身天麩羅一代 比嘉














Posted by すし屋の板前 at 02:33

https://www.youtube.com/watch?v=AlLAb2oTxxI&list=UUM-tsZzK_u1QlhMMGdnYIDg